松田丈志氏 テレワーク進まない企業、職場に私見「どうしても出社させるのなら…」

[ 2020年4月22日 12:34 ]

松田丈志氏
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 競泳・五輪メダリストの松田丈志氏(35)が22日、水曜コメンテーターを務める日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての緊急事態宣言後もテレワークが進んでいない企業、職場があることについてコメントした。

 松田は、業種的に在宅勤務ができない職場があるとしつつ、「この状況で従業員に行くか行かないかを選択させるのはダメ。会社側は、経営者、上司が決めて休ませるならテレワークの環境をつくらないといけないし、どうしても出社させるのなら感染させないための予防を最大限するっていうのを、上の人がやらないとダメだと思う」と自らの考えを述べた。東京都は都内に本社などを置く中小企業を対象に、感染が広がった3月5日から、テレワークを行うためのパソコン購入費やリース費用などについて、最大250万円の助成を実施している。

 17日にパーソル総合研究所(東京)が発表した調査資料によると、7都府県に緊急事態宣言が発令された後、在宅で働くテレワークを実施している正社員が27・9%で、3月調査時の13・2%から倍増したが、4月10日に職場に出社した正社員の割合は、7都府県で58・5%だった。政府は11日に出勤者を7割減らすよう要請しているが、実態は程遠い状況になっている。パーソル総合研究所は、4月10~12日にインターネット上で調査し、正社員約2万2000人、非正規雇用約3000人の回答を得た。同社は3月9~15日にも、正社員約2万1000人に調査していた。

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