関西囲碁将棋記者クラブ賞 豊島名人・竜王、村川十段が受賞 仲邑菫初段は特別賞

[ 2020年4月22日 05:30 ]

豊島将之名人・竜王
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 第28回関西囲碁将棋記者クラブ賞の受賞者が21日発表され、将棋は豊島将之名人・竜王(29)、囲碁は村川大介十段(29)に決まり、仲邑菫初段(11)が特別賞に輝いた。豊島は2年連続2度目、村川と仲邑はともに初受賞。

 昨年史上4人目となる名人・竜王2冠になった豊島は今月開幕予定だった名人戦が新型コロナウイルスの感染拡大により延期となったが、「(対局が再開されれば)皆様の活力となるような将棋を指せるよう研鑽を積んでまいります」、昨年4月、井山裕太5冠(当時)を3勝1敗で破り、十段を獲得した村川は同い年の豊島の活躍が励みだったそうで、「今、自分にできる事を精一杯やっていきたい」とコメントした。

 仲邑は最年少棋士として昨春デビュー。公式戦17勝7敗と勝率7割を超え、同期12人で最高勝率を記録。「世界で戦える棋士を目指して、これからも努力していきたい」と意気込みを語った。

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