田中ウルヴェ京氏 10万円支給“申告制”で希望「本当に『意思による』ようにして」

[ 2020年4月17日 15:35 ]

ソウル五輪シンクロ・デュエット銅メダリストの田中ウルヴェ京氏
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 1988年ソウル五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリストでメンタルトレーナーの田中ウルヴェ京氏(53)が17日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演し、新型コロナウイルス感染拡大で政府が検討している全国民への10万円給付について、私見を語った。

 麻生太郎財務相はこの日、支給対象者について「要望される方、手を挙げていただいた方に配る」との考えを示した。ウルヴェ氏は「もちろん、もらいたくない人っていないと思う。国民一人一人が何かちょっと(手続き等の)手順をすることによって、役所などの負担が減るのであれば、私たちが何か申請をすることでもらうというのは大変ありがたいこと」と歓迎した。

 一方で、申請しなければ支給を辞退することができ、国会議員や公務員には支給の自粛を求める案が与党内に浮上しているという報道もある。ウルヴェ氏は「一人一人の意思によるというふうにするのであれば、本当に『意思による』ようにして欲しいということはあります。『こういう人は自粛をした方がいい』というのは、本来の意思とは関係ないことになってしまいます。もらいたいと思う人は、どういう条件の人であっても、申告をしたかったらするということが、本来の『要望する人に』ではあると思う」と見解を述べた。

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2020年4月17日のニュース