MBS コロナ対策で「ちちんぷいぷい」と「ミント!」一本化 出演者、スタッフを半減

[ 2020年4月17日 18:00 ]

大阪市北区の毎日放送社屋
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 MBSは20日から当面の間、平日夕方の情報番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)とニュース番組「ミント!」(月~金曜後3・49)を一本化して「おうちにいようよ ちちんぷいぷい&ミント!」としてスタートさせる。新型コロナウイルスの感染拡大を止めるため、トータル5時間番組の出演者やスタッフを半減し、接触機会を極力減らす取り組みを開始する。

 半減へ向け、具体的にはスタジオのカメラを有人4台と無人1台から有人2台と無人1台へ。またスタジオの出演者は基本的にMCとサブの2人で、それ以外のレギュラーは局入りしても楽屋から、もしくは自宅からの出演とする。この取り組みを通じて、出演者を支援するスタッフも削減が可能となる。

 他にはスタジオを飛び出してのロケを減らす。河田直也アナウンサー(45)とタレントの楠雄二朗(45)が昔の人の足跡をたどって歩く2010年からの企画「昔の人は偉かった」は過去の映像を再構成して放送する。

 新型コロナウイルスを巡っては、同局の東京制作局を管轄する岡田公伸取締役(享年60)が感染して亡くなった。ダウンタウンの人気番組「4時ですよ~だ」(1987~89年)に関わり、「ちちんぷいぷい」を立ち上げた経緯もあり、その教訓を生かした。

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2020年4月17日のニュース