志らく かんぽ生命保険問題に「かんぽ生命不適切販売ではなく、かんぽ生命詐欺」

[ 2019年7月11日 12:01 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(55)が11日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。かんぽ生命保険の植平光彦社長が10日に都内で記者会見し、保険の不正販売問題に関し「多数の顧客に不利益を生じさせたことで信頼を損ねた。深くおわびを申し上げる」と謝罪したことに言及した。

 不利益が生じた契約は9万件を超え、2007年の郵政民営化以降、最大の不祥事となった。かんぽ生命は当初、顧客が同意しているとの理由で「不適切な販売ではない」と主張していた。保険の大半は日本郵便が委託を受け、郵便局などで販売している。会見には日本郵便の横山邦男社長も同席。横山氏は不正を防げなかった理由を、低金利や人口減少といった環境が変化する中で「営業目標が時代に合っていなかった」と説明し、過剰なノルマが背景にあるとの認識を示した。

 志らくは「かんぽ生命不適切販売ではなく、かんぽ生命詐欺って言った方が分かりやすいですよ」と指摘。そして「そのくらい罪深いこと。だって郵便局の人は絶対にだましたりしないって、みんな安心して行くんだもの。かなり(処分を)厳しくしないと、許せないですよね」と強い口調で話した。

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2019年7月11日のニュース