まるで予言?まさかの“タイムリー”番組企画に佐久間P「MC千鳥は複雑な顔で見ていた」

[ 2019年7月11日 20:26 ]

テレビ東京の佐久間宣行プロデューサー
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 テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(43)が11日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(水曜深夜3・00)に出演。自身が関わった番組の想定外のエピソードを語った。

 12日(後7・00)にテレビ東京で、特番「芸能人ポンコツ脱出グランプリ~笑って泣いて!できない自分を乗り越えろ!~」が放送される。同番組の企画の中に「どんなことも断れない、ポンコツお人よしに3週間いろんな無茶ぶり」をするというものがあった。これを企画書の段階にまで立ち返ってみると「今の時代、断らずに何でも受けてしまうのは危険。怖い人やヤバい団体といつのまにか絡むことになったり、断れる力が必要。なので、お人よしのままじゃいられない」との文言が。まさに“闇営業問題”をそのまま利用したかのような企画となっていた。

 しかし、この企画が立ち上がったのは2カ月前の5月。闇営業問題が発覚した6月上旬よりずっと前で、全く意識せず作られた企画であったことが分かる。まさに“予言”というべき内容となっていたのだ。

 佐久間氏は笑いを交えながら「時代が簡単に追いついてきちゃって。追い抜いていっちゃって…」と今回の状況を説明。「放送する時に(企画内容を)うたうんだけど、違いますから!あの事件を元にして作った企画じゃないんですよ!」と強調していた。

 この番組でMCを務めるのは、お笑いコンビ「千鳥」。所属する吉本が、今回の一件で大変なことになっているだけに「(千鳥は)複雑な顔で見ていたね、VTR」と佐久間氏。予想外の展開が続いたこともあり、「ちょっと直して放送」するそうだ。

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2019年7月11日のニュース