脊髄損傷の滝川英治「3・11」への思いつづる「残された機能があるなら…」

[ 2019年3月11日 15:27 ]

滝川英治
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 脊髄損傷の大けがから仕事復帰を果たした俳優の滝川英治(39)が11日、自身のブログを更新。東日本大震災発生から8年を迎えたこの日、“いたみを乗り越える”ことへの思いをつづった。

 「災いの時代から何を紡いでいくか」と題してエントリー。「時代が変わっても災いのいたみを忘れてはいけない。いたみで自分や未来を変えるのでなく いたみを乗り越えた力で未来を変えたい」と困難を越えた先にある世界への思いをしたためた。

 「簡単なことではないし、理屈でもない 残された機能があるなら 残された者なら 何を思い 何を胸に 何が為に 何を紡ぐ…」。今を生きる者の使命についても触れ、最後は「そこに絶対意味があるんだと祈っています」と締めくくった。

 滝川は17年9月15日、山梨県笛吹市の県道でドラマ「弱虫ペダルSeason2」の撮影中に自転車で縁石に衝突して転倒。一命はとりとめたものの、医師からは脊髄損傷と診断された。過酷なリハビリをへて、仕事復帰を果たしている。

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