王将戦第1局 封じ手は「4五歩」 2日目の対局が再開

[ 2019年1月14日 09:36 ]

第68期王将戦7番勝負第1局 ( 2019年1月14日    静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」 )

<第68期王将戦七番勝負第1局2日目>正立会人の郷田九段(中央)から封じ手を示される久保王将(左)と渡辺棋王(撮影・村上 大輔)
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 3連覇を目指す久保利明王将(43)に5期ぶり復位を狙う渡辺明棋王(34)が挑む将棋の第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第1局は14日午前9時、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で2日目の対局が再開された。1日目に渡辺棋王が封じた43手目を、立会人の郷田真隆九段が開封。封じ手は飛車先の歩をぶつけ、開戦の合図となる「4五歩」だった。

 戦型は先手の渡辺棋王が居飛車、後手の久保王将がゴキゲン中飛車でスタート。角交換以外は駒がぶつからず互いに陣形を整え、渡辺が仕掛けのタイミングを探っているとみられていた。

 持ち時間は各8時間で、1日目の消費時間は渡辺棋王が3時間55分、久保王将が3時間32分だった。

 副立会人は杉本昌隆七段、記録係は木村友亮奨励会二段が務めている。

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