西野カナ 無期限活動休止 第2章へ充電期間「いろいろ挑戦」

[ 2019年1月9日 05:30 ]

歌手の西野カナ
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 歌手の西野カナ(29)が8日、無期限で活動を休止することを発表した。公式サイトで「来月のライブを終えたら一度活動を休止して、期限を決めずにいろいろと挑戦したい」と明かした。デビュー10周年イヤーを締めくくる2月1〜3日の横浜アリーナ公演を最後に充電期間に入る。

 同じ三重出身の友人、レスリング女子の吉田沙保里が現役引退を発表した2時間後。無敵の女王に続き、ラブソングの女王が活動休止を発表した。

 「大好きな音楽に囲まれて、最高の20代を過ごすことができました。もうすぐ、ずっと楽しみにしていた30代。旅行が好きなので、行きたい場所もまだまだありますし、やってみたいこともたくさんあります」

 2月にデビュー10周年イヤーを終え、3月に30代に突入する。節目のタイミングでいったん歩みを止め、活動“第2章”に向けて充電期間に入ることを昨秋までに決めていた。2月3日の公演は全国47都道府県に加え台湾、香港の映画館で生中継することをすでに発表している。

 同世代の女性が抱く恋心や悩みを等身大の目線から描く歌詞が人気で「ラブソングの女王」と呼ばれてきた。これまで作詞した歌は175曲。関係者は「10代の時から1年15曲以上のペースで書き続けて、いつか充電したいという思いがあった。10年間を1人で走り続けてきた疲れもあった」と、充電やリフレッシュが目的の活動休止だと明かした。

 「やっぱり私は歌が好きで、これからもきっと毎日のように歌を口ずさんでいる気がします。またいつか皆さんの前で歌える日が来るまで、日常の中で音楽を楽しみたい」

 29歳でパスポートを更新することをスポニチ本紙に明かしていた西野。海外旅行などを通じて音楽と触れ合いパワーアップして戻ってくる。

 ◆西野 カナ(にしの・かな)1989年(平元)3月18日生まれ、三重県出身の29歳。大学生だった08年2月にシングル「I」でメジャーデビュー。10〜18年に9年連続でNHK紅白歌合戦に出場。16年に「あなたの好きなところ」で日本レコード大賞を受賞。17年には平成生まれの女性ソロ歌手として史上初のドーム公演を開催。愛称はカナやん。

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2019年1月9日のニュース