リーダー急きょ引退へ 「ワンダーウィード」再出発公演けん引する佐倉ちひろの雑草魂「全力、最強、最高」

[ 2018年11月18日 10:00 ]

11月25日に全国ツアーファイナル公演を行う「ワンダーウィード」の(左から)柴田かのん、白川ゆめか、佐倉ちひろ、滝沢あきな、上木ゆずか、吉沢えみり、花咲ひなた
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 リーダーの滝沢あきな(22)が体調不良のため25日の公演で引退することになった女性7人組アイドルグループ「ワンダーウィード」。再出発をけん引するサブリーダーの佐倉ちひろ(21)は「全力で最強で最高のパフォーマンスをお届けします!!」と決意を新たにしている。

 25日の公演は、結成お披露目ライブ(東京・秋葉原)からの3周年を記念した全国ツアー「夏の風」のファイナル(東京・マイナビBLITZ赤坂)。今年6月に「パラレルワールド」で念願のメジャーデビューを果たし、新加入を受けて7人で臨むはずだった節目の年のツアーは、花咲ひなた(20)が体調不良で離脱し、6人のフォーメーションでスタート。滝沢も異常を訴え、ツアー途中から休養に入った。

 しかし、ファイナル公演では滝沢と花咲が限定的にステージに復帰することになり、佐倉は「“ワンダーウィード”として、とても重要な日になると思います。最初で最後の7人でのステージなので、絶対に見逃さないでほしいし、“来て良かった”“これからも頑張ってね”って思ってもらえるように、全力で最強で最高のパフォーマンスをお届けします!!25日に赤坂でお待ちしています」と力強く宣言。予定される約30曲のうち、この日で引退する滝沢は5曲程度、グループからの卒業となる花咲も1〜2曲、ステージに上がるという。

 結成9カ月後に加入した佐倉は、当初からリーダーを務める滝沢を常に頼りにしてきた。それだけに今回の引退劇に対し心の整理がついていないようだが、滝沢には「今までのどのメンバーよりも一緒に活動してきたので、正直とっても寂しいですけど、今までもこれからもずっと大好きです」と伝えた。

 メンバー2人が引退、卒業するファイナル公演はまた、5人での再出発のステージでもある。「ワンダーウィード=奇跡の雑草」…自分たちを雑草と呼ぶメンバーたちの「踏まれても踏まれても立ち上がり、前を向き諦めない」という強い思いが込められている。滝沢の後を託された佐倉は、不安な気持ちにさいなまれながらも「赤坂でのライブについて、あきなさんとは“過去最多のお客さんを入れたい”って話をしていたので、絶対に今までで一番多いお客さんを入れて、最高の景色の中で(2人を)送りたいです」と誓った。

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2018年11月18日のニュース