たんぽぽ白鳥、めちゃイケに救われた過去告白…イジメで「おめーが笑ってんじゃねえよと」

[ 2018年4月1日 20:11 ]

「たんぽぽ」の白鳥久美子
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 フジテレビの長寿バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜後7・57)の最終回が3月31日午後6時半から5時間10分スペシャルとして放送され、22年間の歴史に幕を下ろした。

 番組終盤には、ナインティナインの岡村隆史(46)の仮想結婚式でスピーチをするという形でレギュラーメンバーが思いを告白した。

 お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子(36)は、過去の辛い思い出を告白。「私は学生時代、ざっくりいいますと、いじめられっ子でした。クラスの子、キャッキャッ楽しくやっているグループにちょっと入って、一緒に“アハハ”って笑ったときにですね、“おめーが笑ってんじゃねえよ”と…。そういう言葉を掛けられました」と打ち明けた。

 「あ、私は笑うことすらできないのかと…。笑うことすら人に不快感を与えるなら、笑うのをやめて生きていこうと…。そう決めて生きてました。ですが、土曜日午後8時に『めちゃイケ』を見て、笑わないと決めていた私が、笑ってしまいました。あの時に“おお、すげえな”と思いました。笑わないと決めた私を笑わすんだと」と番組への思いを語った。

 「辛い経験を笑いに変えられるんだなと思いました。『めちゃイケ』はいろいろなことを言われているということは皆さんも承知の事実ですが、『めちゃイケ』で救われた人間がここにいます。『めちゃイケ』が終わっても、私も誰かを笑わせて救えるような、そんな人間になりたいなと本当に思っています」と感謝の思いを語った。

 放送後、インターネット上では「たんぽぽ白鳥のスピーチ泣けた」「笑うことすら許されなかったってひどい…。心が痛くなる」「笑いに救われたんですね」「番組見ているときは嫌なこと忘れられた。ありがとう」などの声が寄せられていた。

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2018年4月1日のニュース