千原ジュニア 初の落語会開催 約90分間3作を見事に演じる

[ 2018年4月1日 20:12 ]

千原ジュニア
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア(44)が1日、大阪ミナミの「YES THEATER」で初の落語会を開催した。10年前、春風亭小朝(63)から落語会出演の誘いを受け、過去には単独ライブで落語を披露したことはあるが、落語会で高座に上がるのは初めてだ。

 「落語は歴史のある文化なので、失礼のないように、やるからには腹くくってやらしてもらいたい」と満を持して臨んだジュニア。340人のファンの前に黒い着物、グレーの帯を巻いて登場した。「いやあ、ホンマにこんなことに…」とまずは笑いを誘い、お題は「壺算」「死神」と創作落語の「インコのPちゃんの怖いもの」。フジテレビ系「人志松本のすべらん話」でよく知られているように“話芸のスペシャリスト”とも呼ばれるジュニアは、落語の“まくら”でマネージャーの話、リンゴの話、チンピラを土下座させた話など、爆笑の渦を巻き起こした。

 誰にも稽古をつけてもらうことなく、独学で覚えたという落語も間違えることなく、詰まったりもせず、約90分間、3作を見事に演じきった。開催前は「1回で終わるかも」と不安を口にしていたジュニアだが、「また、いろんなところに行って、勝手にやらせてもらいます」。味をしめたのか、第2回、第3回の開催は確実だ。

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2018年4月1日のニュース