古市憲寿氏 またも芸能リポーターとバトル「どうでもいいことを聞くことへの問題提起」

[ 2018年2月4日 12:30 ]

長女の逮捕を受け、会見した大竹まこと
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 社会学者の古市憲寿氏(33)が4日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。長女(28)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたタレントの大竹まこと(68)が謝罪会見を開いた件で、芸能リポーターの長谷川まさ子氏(55)とバトルを繰り広げた。

 番組は、冒頭に大竹の謝罪会見の模様を放送。会見で、大竹が一般人である長女についての質問に「どうしても答えたほうがいいなら答えますがどうですか?」などと報道陣に逆質問するというやり取りが繰り返されたことを取り上げた。

 現場にいた立場として、長谷川氏は「私が聞いた質問の時も『答えたほうがいいですか?』と言われた。娘さんは一般の方なので、今後の生活にもしかしたら支障が出てしまうかもしれないこともありますから、それを答えるか、答えないかは大竹さん次第。大竹さんにお任せしますという感じだった」とし、「ただ、私の立場からしたら、会見は開いてくださっているわけで、疑問に思ったことは、今後もしこのようなことがあったとしても、お聞きするのは変わらないと思います」と話した。

 古市氏は「そもそも第一報の『大竹まこと長女大麻で逮捕』というニュース自体がおかしい。ほとんどの大麻の事件って報道さえもされない。親がそれだけ、親が何歳になっても影響があるという考え方だったら、松本(人志)さんが面白かったら、お父さん、お母さんのせいなのか。つまらなかったら、お父さん、お母さんのせいなのかっていう話にもなりかねない。良かったことも、悪かったこともずっと(親が)責任を取るのか」と持論を展開した。

 さらに、20歳を過ぎれば「完全に別の人間」だとし、親が責任を取る必要はないとしながらも、「今回の会見は結果的には良かった。こういうことを問う機会になった。長谷川さんとかがどうでもいいようなことを聞くことに対する問題提起をした」と意義を主張した。

 長谷川氏はまさかの言葉に「どうでも良くはないと思います」とキッパリ。「南海キャンディーズ」の山里亮太(40)も「古市さんって世界中とけんかしているの?」と苦笑した。「ダウンタウン」の松本人志(52)も「ピリピリしだしたぞ」とスタジオの空気にニヤリと笑った。

 古市氏は「これまでもずっと世間は大竹まことさんの娘さんに関心があったのならまだ別。28歳の方が仕事がどうしたとか、ずっと気にしていたなら別ですよ。急に今になって、何を今、知りたいんですか?」と長谷川氏に投げかけた。長谷川氏は「会見も開く、開かないも大竹さんの自由。絶対に開かないといけないわけじゃない。大竹さんはあえてここで開きました」と反論。長女についての質問については「働いているとか、働いていないとか。ご結婚されているとか、されていないとか。そういうことでももしかしたら、大麻に手を出すきっかけにつながる部分はあるかもしれない」と主張。これに対して、古市氏が「あるんですかね、それは」と不敵に笑うと、長谷川氏は「ある“かも”って言いました。かもしれないじゃないですか?ある場合もある」と訂正し、主張を曲げず。松本は「ピリピリしてきたね、いいね。電気ブロー入っている感じ」と茶々を入れ、笑わせた。

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2018年2月4日のニュース