桂春之輔 春団治襲名披露祈願“真っ赤な人力車”に3人目の乗車も

[ 2017年12月25日 16:12 ]

四代目桂春団治襲名披露公演の成功を祈願して大阪天満宮前で赤い人力車に乗る桂春之輔と弟弟子ら
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  来年2月11日に「四代目桂春団治襲名披露公演」をする桂春之輔(69)が25日、公演の成功を祈願して「大阪天満宮本殿」(大阪市北区)、10月に大阪天満宮内に完成した「高坐招魂社」を参拝した。

 弟弟子の桂小春団治(59)、桂梅団治(60)、桂春雨(53)らを引き連れ、赤い人力車に搭乗。歴代の春団治が乗ったと伝えられる“真っ赤な人力車”の復元版で、師匠である三代目桂春団治さん(16年1月に85歳で死去)、上方落語協会会長の桂文枝(74)に次いで3人目の乗車となった。

 天満天神繁昌亭から大阪天満宮までの道中は三代目の出囃子「野崎」が流された。「何とも言えない心境。素晴らしい。華やか。改めて感激しました。重く感じた」と春之輔が目に薄ら涙を浮かべるシーンも。来年2月の襲名披露公演から、四代目春団治として「野崎」を出囃子として使う予定だ。

 「初代、二代目、三代目の持っていた華麗な芸風を踏襲できるか不安ですが。2018年は力まないようにリラックスして」。四代目襲名の日が一歩一歩近づいてきた。

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2017年12月25日のニュース