テレ東「池の水」ついに中川環境大臣から感謝「ありがたい」異例の収録現場訪問、淳&田中らと対面

[ 2017年12月25日 14:45 ]

テレビ東京「池の水ぜんぶ抜く」の収録現場を訪れた中川雅治環境大臣(中央)
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 テレビ東京の人気シリーズ「池の水ぜんぶ抜く」の第6弾「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦6〜今年も出た出た!正月3時間スペシャル〜」(来年1月2日後5・55)の収録が25日、東京・日比谷公園で行われ、中川雅治環境大臣(70)が異例の現場訪問。MCのロンドンブーツ1号2号・田村淳(44)ココリコ・田中直樹(46)らと対面し「環境省としても外来種問題に取り組んでいるので(番組の存在は)ありがたい」と感謝した。

 池の水を抜くだけの異色番組。今年1月15日に第1弾が放送され、第3弾(6月25日放送)で千葉県習志野市長から直々に依頼が舞い込むなど、回を重ねるごとに話題に。第5弾(11月26日)は平均12・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と自己最高を叩き出した。今年1月にスタートしたばかりだが、第6弾は正月特番に。今やテレ東の看板番組の1つに成長した。

 外来種を駆除して生態系を整えるなど、池の環境保全にも貢献。社会的な反響も大きい。伊藤隆行プロデューサーが環境専門ビジネス誌「日経エコロジー」(日経BP社)12月号に登場。国立環境研究所・五箇公一氏と異例の対談を行うなど、いちバラエティー番組を超えた広がりになっているが、今回、ついに環境大臣から感謝されるまでになった。

 中川大臣は正月スペシャルの冒頭に登場予定。また、正月スペシャルのロケには環境大臣政務官の笹川博義氏と環境省の職員らが参加し、田中と平野ノラ(39)とともに埼玉県草加市長から直々に依頼のあった「そうか公園の池」の水抜きに挑戦したという。

 伊藤プロデューサーは「環境大臣がいらっしゃったことで、日本の生態系が深刻になっていることをより一層、感じました。ただのバラエティー番組ではなくなってきたと感じています」と話した。

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2017年12月25日のニュース