「わろてんか」第9週平均は20・2% 2週ぶり6回目の大台突破

[ 2017年12月4日 11:41 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインを務める葵わかな
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 女優の葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)の第9週の平均視聴率は20・2%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが4日、分かった。

 各日の番組平均は27日=20・8%、28日=20・4%、29日=20・1%、30日=21・2%、1日=19・0%、2日=19・5%。第1週は20・8%と大台超えの好発進。第2、3週は数字を落としたが、第4〜7週で4週連続で20%の大台をキープ。第8週は19・6%と数字を落としたが、再び大台超えとなった。

 吉本興業創業者・吉本せいさんの生涯をモチーフにしたオリジナル作品。明治後期、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた藤岡てん(葵)が、夫・藤吉(松坂桃李)と寄席の経営に乗り出し、大阪を“笑いの都”に変える姿を描く。

 朝ドラ97作目。脚本はドラマ「美女か野獣」「働きマン」「学校のカイダン」、映画「ホットロード」「アオハライド」「君の膵臓をたべたい」などの吉田智子氏が手掛ける。演出は本木一博氏、東山充裕氏、川野秀昭氏。ナレーションは小野文惠アナウンサー(49)がドラマの語りに初挑戦。主題歌「明日はどこから」は松たか子(40)が作詞・作曲・歌を担当した。来年3月31日まで全151回。

 第9週は「女のかんにん袋」。風鳥亭開業から4年が過ぎ、てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)の長男・隼也は1歳になっていた。家族の将来のために寄席をもう1軒増やしたいと考える藤吉は、新たな小屋探しを始める。ある日、てんから子守りを頼まれた藤吉が仕事にかまけて少し目を離した隙に、隼也の姿が見えなくなった。誘拐かと慌てるてんだったが…という展開だった。

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