人気相撲リポーターも困惑…日馬暴行問題「この空気はみんな戸惑っている」

[ 2017年11月15日 09:37 ]

横野レイコ
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 相撲リポーターの横野レイコ氏(55)が15日放送のフジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に生出演。横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)が前頭8枚目・貴ノ岩(27=貴乃花部屋)への暴行疑惑について言及した。

 番組では、暴行騒動の流れをVTRとボードで詳しく紹介。事件があったとされる10月26日、翌日から巡業で取り組みを行い、稽古にも参加している。同29日に貴乃花親方が被害届を提出。その後、11月2日のイベントに貴乃花親方は貴ノ岩とともにイベントに出演し、笑顔を見せていたが、貴ノ岩は同5日から入院治療を受けた。事件発覚にタイムラグがあることが「不可解」だとして特集した。

 横野氏は「貴乃花親方が被害届を出したことは責められないし、誰も責めている親方はいません。だけど(事件を把握した)協会側がヒヤリングをした時に被害届を出したことを言ってないこと、分からないで済ませたことで、取材でも貴ノ岩が『2桁勝ちたい』と言っていて、場所にも臨んでいて、稽古もしているので、協会の執行部は大丈夫なんだなと思ってしまったところもある」と協会の対応を擁護。

 さらに「貴ノ岩も出たかったと思う。出るために一生懸命稽古していたそうですから。こういう展開は誰も望んでいない…。これで、日馬富士が引退まで追い込まれてしまったら、貴ノ岩本人はそこまで望んでいないかもしれないので…。この空気はみんな戸惑っている」と続けた。

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2017年11月15日のニュース