「わろてんか」第3話で自己最高更新22・3% 3回連続で大台超え

[ 2017年10月5日 10:03 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインを務める葵わかな
Photo By スポニチ

 女優の葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)の第3話が4日に放送され、平均視聴率は22・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。

 初回は前作「ひよっこ」終盤の高視聴率を引き継ぎ、20・8%。2作ぶりに朝ドラ初回20%の大台を突破し、好発進すると、第2話21・3%、今回はさらに1・0ポイント数字を上げての3回連続大台超えとなった。

 吉本興業創業者・吉本せいさんの生涯をモチーフにしたオリジナル作品。明治後期、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた藤岡てん(葵)が、夫・藤吉(松坂桃李)と寄席の経営に乗り出し、大阪を“笑いの都”に変える姿を描く。

 朝ドラ97作目。脚本はドラマ「美女か野獣」「働きマン」「学校のカイダン」、映画「ホットロード」「アオハライド」「君の膵臓をたべたい」などの吉田智子氏が手掛ける。演出は本木一博氏、東山充裕氏、川野秀昭氏。ナレーションは小野文惠アナウンサー(49)がドラマの語りに初挑戦。主題歌「明日はどこから」は松たか子(40)が作詞・作曲・歌を担当した。来年3月31日まで全151回。

 第3話は、てん(新井美羽)の「笑い禁止」が解けないまま、薬祭りの日を迎えた。どうしても祭りの寄席に行きたい、てんと使用人の風太(鈴木福)は、こっそり小屋に紛れ込む。そこで、落語を見聞きして大笑いする人たちの姿を目の当たりにしたてんは、その楽しい雰囲気に心を奪われてしまう。帰り道、てんは柄の悪い男らに追われて逃げる旅芸人一座の青年・藤吉(松坂)と少年キース(前田旺志郎)に出会う。そして、なぜか、てんと藤吉は2人きりで、ほこらに隠れる羽目になる…という展開だった。

続きを表示

2017年10月5日のニュース