「ET―KING」ライブでいときんの復活願う 3日に見舞いに行き逆激励受ける

[ 2017年8月5日 21:17 ]

ライブ後に会見に臨んだ「ET−KING」の(左から)KLUTCH、BUCCI、センコウ、DJ BOOBY、コシバKEN
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 大阪を拠点に活動するヒップホップグループ「ET―KING」、「OSAKA ROOTS」が5日、神戸市で開催された「カンパイKOBE2017」のライブに出演した。

 両方に所属する、いときん(37)が3日にステージ4の肺腺がんであることを公表。進行がんはリンパ節、脳への転移も判明し、足に深部静脈血栓症も発症。現在は大阪市内の病院へ入院している。

 リーダー不在の「ET―KING」の5人がステージに上がり、本番前のリハーサル中にMCを務めたコシバKEN(38)が「リーダーは不在だけど、ET―KINGの残りとOSAKA ROOTSとで盛り上げて行きます」と決意表明し、ファンの拍手を浴びた。ライブでは「GIFT」など7曲を熱唱。アンコール前にはコシバが「また来年、ET―KINGとOSAKA ROOTSの全員揃って出たいと思います」とリーダー・いときんの復活をファンの前で願った。ライブの後、ファンと握手会を開いた。

 握手会後の会見でボーカルのセンコウ(38)は「いときんが頑張ってるんで、僕らも頑張らないと」と話した。3日にお見舞いに行った際も、帰り際に「しっかりせいよ、お前ら」と逆に励まされたそうで「本人もまだまだ曲を作りたいと言ってる」とセンコウはリーダーが前向きであることを強調。「いときんも含めて全員で年末ツアーに行けたら」とコシバが締めくくった。

 「カンパイKOBE2017」は日本酒、音楽、花火を楽しめるイベントで今年で4回目の開催となった。

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