TBS木村郁美アナ「360日外食」のワケ 激やせ、借金生活…壮絶過去乗り越え

[ 2017年6月28日 12:38 ]

TBSの木村郁美アナウンサー
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 TBSの木村郁美アナウンサー(44)が27日放送のTBS系「友達だから初公開!芸能界(秘)人脈大図鑑」(火曜後8・57)に出演。年間「360日外食」という美食生活の様子や、「一生かかっても返せないほど」の借金を抱えていた壮絶な過去を明かした。

 1996年に同局入りし、その後、週に9本のレギュラー番組に出演するなど同局のエースとして人気となった木村アナ。現在は、会社経営の夫と名店を巡るグルメ三昧の日々だという。1年に「360日くらい」は外食で、店の予約は来年2月までぎっしり。その味覚と食への知識の深さから、周囲からは“歩く食べログ”とも言われているほど。

 「趣味は夫」と話すなど、ラブラブな結婚生活を送るが、壮絶な過去も告白した。2006年に、交際4カ月でのスピード婚を果たしたが、3年後に離婚。その際「私みたいなサラリーマンでは一生かかっても返せない金額」の借金を背負った。心労で体重は10キロ以上減り「鏡を見るのも嫌なくらい、気持ち悪いくらい痩せて…」と同時の過酷な日々を振り返った。

 そんな木村アナを支えたのが現在の夫だった。交際中、借金の存在を伝えた際には「一緒に解決できないか。僕が引き受けるから一緒に戦っていこう」と、ともに背負う覚悟を見せてくれたという。

 新たに弁護士を立てて借金返済のめどが立ち、やがて再婚話も持ち上がる中、新たな試練が。今度は夫がジムでのトレーニング中に倒れ心肺停止の状態に。一命はとりとめたが医師からは「障害が残るか、植物状態になることも覚悟してほしい」と宣告を受けた。しかし倒れてから11日後に意識を取り戻すと、その後の懸命なリハビリを経て完全復帰。2人は14年5月にゴールインした。

 最後は、夫から木村アナにサプライズで思いを手紙で伝える場面も。2人が同じ時期に人生最大の危機を迎え、乗り切ったことに触れ「僕らは考え方がシンプルになりました。おいしいものを食べて、おいしいお酒を飲んで、他愛もないことで笑って一日を締めくくれれば、それが何よりも幸せ。そんな尊い時間を積み重ねていきましょう」。「360日外食」の裏には、限りある2人の時間を楽しもうという思いがあった。

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2017年6月28日のニュース