大阪出身の橋爪功「“冷コ”が死語?情けないわ」

[ 2017年5月5日 18:27 ]

「家族はつらいよ2」の舞台挨拶をする(左から)小林稔侍、橋爪功、吉行和子、山田洋次監督
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 映画「家族はつらいよ2」の公開(27日)に先駆けて5日、大阪市内で先行上映会があり、山田洋次監督(85)、橋爪功(75)、吉行和子(81)、小林稔侍(76)が舞台挨拶した。

 同映画は渥美清が演じた“フーテンの寅さん”が主役の国民的映画「男はつらいよ」のシリーズ終了約20年後の2016年3月に制作された喜劇映画「家族はつらいよ」の第2弾。平田家の熟年夫婦の吉行和子が海外旅行中に事件が勃発する。森友学園問題で最近、頻繁にテレビ、新聞で名前のあがる大阪・豊中市出身の山田監督は「高齢化は日本社会に関わる皆の問題」と問題提起した。大阪市出身の橋爪は「以前は新幹線で名古屋を過ぎたらアイスコーヒーは“冷コ”と言って、自分もすぐ関西弁に戻った。“冷コ”が死語?情けないわ。ホンマに」と流ちょうな大阪弁で挨拶し、ナニワのファンを喜ばせた。

 山田監督によると「原案は蒼井優ちゃん。彼女とお茶してる時に『知人が亡くなった時に棺桶に銀杏(ぎんなん)をたくさん入れて(燃やした時に)バチバチと弾けた』という話があった。人の死ってのは重いもんだけど、笑っちゃうことも。これが核になればいい」とパート2の原案は女優・蒼井優(31)との会話からできあがったものだという。橋爪は「パート3がやれるかは、このパート2の盛り上がり次第です」とファンへアピールした。

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2017年5月5日のニュース