異色バンド「BuZZ」の正体判明!フジ「櫻子さん…」ED曲で話題

[ 2017年5月5日 05:30 ]

<RISING PRODUCTION MENS〜5月の風〜ライブ>盛り上がるBuZZの(前列左から)KENSUKE、勇士、福澤侑、U−SAY、清水謙太、(後列左から)TOME、絵野匡史、橋本賢、三澤平和
Photo By スポニチ

 ライジングプロダクション所属の男性アーティストによる音楽祭「5月の風」が4日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われ、大型新人がベールを脱いだ。

 4月スタートのフジテレビドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(日曜後9・00)のエンディング曲「LEAN ON ME」を歌い、謎のグループとして注目されていた「BuZZ(バズ)」。ドラマの公式ホームページに「BuZZ」と記されているのみで実態は一切不明だった。ツイッター上などで「誰?」「バンド?」「男性グループ?」などと話題となっていた。

 この日のステージにはまず、ギタリストが2人、ベーシストが1人、ドラムスが1人登場。演奏がスタートすると、マイクを持った5人が加わり、男性9人グループだと判明。激しいロックナンバーの演奏に合わせ、ボーカル5人はソロパートも交えながら歌声を重ねた。福澤侑(21)は「はじめまして。櫻子さんのエンディングを歌っているBuZZです」と観客2100人にあいさつした。

 ボーカルが5人もいるバンドは異色で、音楽関係者は「日本のメジャーシーンではORANGE RANGEの3人が最多ではないか」と話す。所属レコード会社は「歌も演奏も迫力あるライブパフォーマンスを求めている」と大所帯にした理由を説明した。

 実際に生演奏は重厚感にあふれた。ボーカルメンバーがステージを所狭しと入り乱れ、見ても聴いても派手なステージが魅力的だ。事務所でレッスンを積んだボーカルが2月にユニットを組み、楽器担当の4人が4月に加わって誕生した。

 バンド名は、ネット上で特定の言葉が爆発的に取り上げられる「バズる」との願いを込めて、自分たちで命名した。ボーカルの勇士(22)は「やっと人前に立てた。ロックでもR&Bでも何でもやっていきたい」と意気込んだ。6月21日に「LEAN ON ME」でCDデビューする。

続きを表示

2017年5月5日のニュース