早霧せいな&妃咲みゆ サヨナラ公演が宝塚大劇場で開幕

[ 2017年4月21日 18:41 ]

サヨナラ公演をスタートさせた早霧せいな
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 宝塚歌劇団雪組トップスター早霧(さぎり)せいな、トップ娘役・妃咲(ひさき)みゆのサヨナラ公演「幕末太陽傳/Dramatic“S”」が21日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。

 「幕末―」は江戸の品川遊郭を舞台に起こるさまざまな人間模様をコミカルに描いたもので、故・フランキー堺さん主演で映画化され、日本のコメディー映画の傑作として今も語り継がれる傑作。早霧が演じる左平次は、宝塚のトップスターが演じる「ザ・二枚目」ではないが「見た目ではなく生き方の格好良さで見せたい」(早霧)と話していた通り、劇団随一の演技力で超満員の客席を魅了した。

 また、同舞台では今春歌劇団に入団した第103期生40人が“初お目見え”。本公演の上演前に、緑の袴姿で舞台に勢ぞろいし首席の花束(はなたば)ゆめら3人が「西も東も分からぬ若輩者ではございますが『清く正しく美しく』の教えを胸に日々精進して参ります」と口上を述べた。さらにショー「Dramatic―」で恒例のロケットを披露。初々しい舞台衣装で初舞台を踏んだ。公演は5月29日まで。東京公演は6月16日〜7月23日。

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