爆問・太田、森友問題の菅野氏巡り持論「戦後の日本考えるチャンス」

[ 2017年3月19日 11:45 ]

お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(51)が19日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前10・00)に出演し、学校法人「森友学園」を巡る問題に絡み、同学園の籠池泰典氏と親交のあるノンフィクション作家・菅野完氏について言及。同氏の登場が、戦後の日本がどうあるべきかを考えるいいきっかけになるのではとの持論を披露した。

 菅野氏は籠池理事長をインタビューした後の会見で、籠池氏が現役閣僚から多額の現金を受け取ったと話していたとし、「内閣が2つぐらい吹っ飛ぶ」などと明かしていた。

 太田は、菅野氏について「この人の目的は政治家(と籠池氏と)の関与より、ずっと先にあるのでは」とコメント。日本会議や安倍首相の考え方として「日本の戦後をどうとらえるかってことが最終的な目標にある」と話した上で、安倍首相について「変にごまかすのではなく、もっと突っ込んで、なぜ籠池理事長に賛同したのかをテーマに(すべき)。いつものように政治と金の問題で終わって、このまま通りすぎちゃうから」と、森友学園問題を政治家のスキャンダルで終わらせるべきではないとの考えを示した。

 それぞれ思想がある中で、これまで「戦後の日本」について何度もメーンテーマにする機会がありながら先送りしてきた過去があるとも。女医でタレントの西川史子(45)が菅野氏について「(現在の自身の立場を)利用して出てきた、ちょっとした人なのかと…」との感想をもらす一方、太田は「もしかしたら、これがメーンテーマになるチャンスであるかもしれない」とし、同氏の登場が「ワイドショーレベルで落ち着いた話し合いができるチャンスであるという見方もできるのでは」との考えを披露した。

 菅野氏については、ビートたけしが18日放送のTBS系「情報7days ニュースキャスター」(土曜後10・00)で「あの人は何なんだ?よく、ああいった人が出てくるよね。スポークスマンみたいに中心になって。売り出したいのかね」と話していた。

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