「水戸黄門」武田鉄矢で6年ぶり復活!「親しみやすい水戸光圀で」

[ 2017年3月14日 05:30 ]

BS−TBSで10月にスタートするドラマ「水戸黄門」に主演する武田鉄矢
Photo By スポニチ

 テレビ時代劇の金字塔「水戸黄門」が、武田鉄矢(67)の主演で復活することが決まった。2011年にTBSが42年の歴史に幕を下ろし、今回6年ぶりに復活。新作はBS―TBSでの放送で、今年10月から水曜午後7時枠でオンエアされる。

 新たな“世直しの旅”が始まる。黄門様一行が、旅の途中で悪人を懲らしめていく勧善懲悪の物語。

 水戸光圀(みつくに)に起用された武田は「いつでもどこでも庶民の味方であって親しみやすい、水戸光圀でありたいと思っています。世直しの旅をしながら、好奇心旺盛で少々泥くさいぐらい人間味あふれる黄門さまですね」と語った。

 今月上旬、初めて印籠を手にした。家臣の格さんが「この紋所が目に入らぬか!」と言って、取り出した印籠を悪人に見せつける場面は誰もが知るところ。「これは俺が出すんじゃないんだよな」と笑顔で話し、感慨深そうに見つめた。

 制作側は武田の起用について「飾らない親しみやすさ、また理を諭す姿が、人情味あふれる庶民的な黄門様のイメージに重なった」と説明。水戸黄門とともにTBSを支えた国民的ドラマ「3年B組金八先生」の金八先生役で、親しみやすさは日本中に浸透。まさに適役と言える。

 今作は黄門様一行が青森・八戸を目指す物語。舞台の中心は、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北の太平洋沿岸部だ。武田黄門は「震災で被害を被った伝統芸能や工芸品、そして郷土料理などを積極的に取り上げることで、微力ながらも復興のお手伝いになればと思っております。ご覧になった方が“明日も頑張ろう!”と感じられるような番組を目指して、一生懸命演じます」と意気込んでいる。

 助さん、格さんら共演者に関しては現在キャスティングを進めている。

続きを表示

この記事のフォト

2017年3月14日のニュース