ドリフ12年ぶり全員集合!平均74.7歳 4人でコント&トーク披露

[ 2017年3月5日 05:30 ]

フォトセッションでポーズを取る(左から)高木ブー、仲本工事、加藤茶、志村けん
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 ザ・ドリフターズの志村けん(67)、加藤茶(74)、仲本工事(75)、高木ブー(83)が4日、都内でフジテレビ「志村けんのだいじょうぶだぁスペシャル」(15日後7・00)の収録に参加し、コントとトークを行った。

 4人そろってテレビ出演するのは2005年10月のTBS「中居正広のテレビ50年名番組だョ!全員集合」以来、12年ぶり。志村は収録後の会見で「(所属事務所の)社長に4人でやりたいとお願いした。優香も結婚してコントをする人が少なくなったから」と、自身と恋の噂もあった優香(36)を引き合いにして笑いを誘った。

 コントは「寝台車」というタイトルで、加藤、仲本、高木らが休んでいるところに、志村扮するおばあさんが乗車して大騒動を巻き起こす展開。4人そろってのコントも12年ぶりだが「いざ始まると昔のタイミングがよみがえってきた」(志村)、「どんどんテンションが上がっていった」(仲本)とかつての勘をすぐに取り戻した様子。計算し尽くしたコントから生まれる笑いに、高木は「(オチが)分かっていても面白い。古典落語と一緒。これが本当の笑いですよ」と胸を張った。

 加藤も久々の共演に「気持ちが高ぶって、年を取った自分を忘れた」と充実の表情。「長さん(いかりや長介さん)がいなくてもできた。元々いらなかったね」と04年3月に亡くなったリーダーをいじるなどノリノリだった。

 平均年齢74・7歳。加藤が14年にパーキンソン症候群で入院し、高木も数年前から入院と手術を繰り返している。それでも、体調を聞かれると「だいじょうぶだぁ」と声をそろえた4人。加藤は「死ぬまでコントをやりたい。棺おけに入っても笑わせたい」と力を込めた。

 ◇ザ・ドリフターズ 1956年にコミックバンドとして結成し、66年にはビートルズの日本公演の前座を務めたことも。その後、次第に「コントもできるバンド」として方向性を変更し、69年から出演した「8時だョ!全員集合」でお笑いとしての地位を確立。現在も解散はしていないが、グループで活動することはほとんどない。

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