「べっぴんさん」母親役も年下…古川雄輝、30代前に「大人の役やりたい」

[ 2017年3月5日 13:01 ]

写真集「unknown」発売記念イベントに登場した古川雄輝
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 NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜金曜前8・00)に出演中の俳優・古川雄輝(29)が5日、都内の書店で3冊目の写真集「unknown」(宝島社)の発売記念イベントを開催。イベント前に報道陣の取材に応じた。

 「未知なる自分」をコンセプトに、金沢・加賀でのロケを敢行し、30歳を目前にした大人の男性の色気や男っぽさとかもし出す“未知”なる姿を撮り下ろした一冊。「20代最後でもありますし、僕のイメージを崩したいという思いで作った。20代と30代だと役柄も変わってくると思う。若い役が多いので、大人っぽい写真集を出して、役柄の幅を広げたい」とし、自己採点は「100点」と仕上がりに自信を見せた。

 今後やってみたい役として「大人な役です。基本10代なので」と苦笑した古川。「べっぴんさん」では、芳根京子(20)演じるヒロイン・すみれの親友で、ともにキアリスを立ち上げた土村芳(26)演じる君枝の息子で、井頭愛海(15)演じるすみれの一人娘・さくらの夫となる健太郎役。健太郎役は15歳から演じており、主演の芳根も、母親役の土村も、同じ年の妻役の井頭もすべてが年下。「15歳の役をやっていて、僕の奥さん役がリアルに15歳。お母さんも年下ですからね。もうちょっと大人の役をやりたい。ワイルドなアウトローな感じの役も挑戦してみたい」と話した。

 これまでの20代を振り返り、「22歳でデビューで遅かったんですけど、あっという間の8年だった。いろいろ学べた20代だったかなと」としみじみ。そんな20代の集大成とも言える「べっぴんさん」については「勉強になることが多かった。同世代の役者さんも多くて、以前共演した方も多くて、楽しい空間の中で学ぶことが多かった」と話した。

 普段から「基本、年下に見られる」という古川だが、「30歳になったら大人の階段を登った感じがする。大人が行きそうなオシャレなレストランとかに行きたい」と笑った。“健ちゃん”としても結婚するが、自身の結婚については「男ですから常に何かあればいいなとは思っています。大人ですから、そろそろ結婚とかもいいなと思う」と笑顔。理想の女性に関しては「とにかくいい子。あまりビジュアルの好みはないので。“ありがとう”をしっかり言える子がいい。意外と少ないんです。そういう子がいい、出会えるといいですね」と話した。

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