キムタク 市原隼人に送ったメッセージ既読にならず「これまずいな」

[ 2017年2月15日 15:10 ]

映画「無限の住人」完成報告記者会見に出席した市原隼人
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 元SMAPの木村拓哉(44)が主演する映画「無限の住人」(4月29日公開、監督三池崇史)の完成報告記者会見が15日、都内のホテルで行われ、木村のほか、杉咲花(19)、福士蒼汰(23)、市原隼人(30)、戸田恵梨香(28)ら豪華出演陣が顔をそろえた。

 人気漫画家・沙村広明氏の同名人気コミックが原作で、不老不死の侍・万次(木村)が両親を殺された少女・凜(杉咲)のために剣客集団と熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる物語。

 木村は「(座長としてチームワークを)特に意識はしなかった」というが、「いろんな方が自分と向き合ってくれる作品になっているので、現場にいるということが、三池組の一員としての権利でもあるので、ずっと現場にいました。(いいチームだと)凄く感じる。逆にありがたい」と仲間に感謝した。

 豪華キャストが激しいアクションに挑んでいるが、福士は「武器は刀ではなく、斧だったので、なかなかその形のものを練習する機会もなくて。でも、木村さんがかなりの数の武器を使っていて、単純にすげーなって」と感心。「本格的なアクションが初めて」という戸田は「女剣士としてどこまで自分ができるだろうと、不安に思っていたが、出来上がったものを見て、“三池さんさすがだが、救われた”と思った。回して使う武器をどう使いこなすかの練習も難しかったですけど、やったことがないことが多かったので、本当に楽しかった。木村さんからこうやったらもっと格好良くなるよとかアドバイスをもったりして、たくさんの方に助けてもらった」と話した。

 市原は「本当に凄い役で役に対してどうアプローチしたらいいか悩んだ。一匹狼でありながら、ハイエナような人間で、快楽に走る男。毎日、ハイエナが生きた動物を捕食する映像を見ながらいました」とまさかな役作りを告白。そんな市原に木村は「びっくりするぐらい、あ、こういう表現者と一緒になれたんだなっていう、いい意味でクソ真面目に本気に取り組んでくれていることが目の前にいてくれていると常に感じさせてくれた。この撮影が終わって、それぞれがそれぞれの場所に散っていっても、散った先で彼が表現したものに興味が湧いてしまった」と称賛した。

 撮影が終わり、市原とLINEIDの交換をしたといい、「車椅子バスケをやるんだ!とか、こんなCMをやっているんだ!って目にすると嬉しくて、(メッセージを)送っていたんですけど、一切既読がつかなくて…これはまずいなと思っていたんです」とちょっと寂しい思いをしたことを明かした木村。これには理由があったそうで、「さっき聞いたら、(連絡先を)交換した当時の携帯をぐちゃぐちゃにしてしまったらしくて、新機種に変わってました」とてん末を報告。「さっき無事に交換しました。(もう)大丈夫です」とホッとした表情を見せ、笑わせた。

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2017年2月15日のニュース