香川照之 16年ぶり男優助演賞「新しい一歩として新人賞と受け止めている」

[ 2017年2月15日 20:54 ]

毎日映画コンクール表彰式

男優助演賞を受賞しブロンズ像を手にする香川照之
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 2016年度(第71回)毎日映画コンクールの表彰式が15日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた。

 香川照之(51)が、黒沢清監督の「クリーピー 偽りの隣人」で「独立少年合唱団」、「スリ」以来16年ぶりとなる男優助演賞を獲得。「黒沢監督の言う通り、手取り足取りやっていただいて結果に結びついた。監督に感謝です」と喜びをかみしめた。

 市川中車として歌舞伎界に入ってからは、映画への出演が減り、昨年の公開作は同作のみで、撮影に参加することもかなわなかった。それでも、「今の僕の人生にとって、とても新鮮。新しい一歩として新人賞と受け止めている」と気持ちを新たにした。

 そして、客席にいた岡田裕介映連会長(東映グループ会長)に「23、4歳の頃、東映本社に呼ばれ“役者の才能がないからやめろ”と言われたけれど、賞を頂いたのでやめなくて良かったです」と言ってのけた。

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