小林麻央 ブログ始めたきっかけは一通の手紙「誰かの心にプラスでつながれる」

[ 2016年9月24日 13:25 ]

ブログを更新した小林麻央

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)の妻で、乳がんで闘病中のフリーアナウンサー小林麻央(34)が24日、自身のブログを更新。ブログを始めたきっかけを明かした。

 「なんでもあり!」というエントリーで「ブログを始めようと思ったきっかけのひとつに、送られてきた手紙がありました。私の病気のことが公になり、主人が会見をした後のことでした」と書きはじめ、がんを患った人から手紙を受け取ったと説明した。送り主は、がん治療中に一度も泣いたことがなかったが、海老蔵の会見を見て初めて涙を流したという。「“初めて、自分自身の癌(がん)を悲しむことができました。まおさん、ありがとう”という内容でした」と送り主からのメッセージを紹介した。

 麻央は「私は学校に行くのがあまり好きでなく、そんなときに、めざましテレビのお天気おねえさんの吉田恵さんが『今日は傘もってケーイ!』と元気に語りかけてくれると、『よし、仕方ないから行くか!』と笑思えました。(中略)私も、そんなふうに誰かを元気づけたいとテレビの世界で仕事を始めました」と自身の思い出を振り返った。

 続けて「元気、明るい、幸せ、前向きを伝えることが私にとって理想の『良いこと』でした。でも、そのお手紙を頂いて、暗いことや悲しいことでだって、誰かの心にプラスでつながれる瞬間があるのだと、知りました。つまりなーんでも、なーんにもなりうるのだ、と。好きや嫌いはあるけれど、良いや悪いはない」と手紙を読んでから“物の捉えかた”が変わったと告白した。

 「だから、ただ、ただ、私は、今の自分を生きるだけで、その生き方に、良いも悪いもないのだ、と。前向きであることが良いことだからではなく、前向きであることが好きだから、後ろ向きな日が続いても、いつかは前向きに戻るだけ」と現在の自身の心境をつづった。

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2016年9月24日のニュース