神木隆之介 将棋アマ初段授与にびっくり「え?俺ですか?」

[ 2016年9月24日 18:08 ]

「第5回 J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」表彰式イベントでアマ初段の免状を送られた神木隆之介(左後方は谷川浩司九段)

 映画「3月のライオン」で主演する俳優の神木隆之介(23)が24日、東京・千駄ヶ谷の東京将棋会館で行われた「第5回 J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」の表彰式イベントにプレゼンターとして登壇。プロ棋士を演じ、サプライズで「アマ初段免状」を授与され、「え?俺ですか?」を目を丸くした。

 「3月のライオン」は羽海野チカさんの同名コミックが原作で、原作中学生でプロデビューした17歳のプロ棋士・桐山零を主人公に、数々の対局と温かな人々との交流を通じて彼の成長を描く。来春に2部作で公開される。「映画を通じてもっともっとたくさんの方に将棋に触れてもらいたい」とあいさつした。

 優勝者の伊藤誠悟くん(13)、準優勝者の宮越雅大くん(14)の表彰式の後、役作りのため、クランクイン前から駒の指し方一つから特訓を重ね、映画撮影に将棋監修として付いたプロ棋士からもその実力を認められた神木に対し、大会の審判長である日本将棋連盟会長・谷川浩司九段より「アマ初段免状」をサプライズで授与された。谷川九段は「神木さんを指導した若手棋士の話では、手つきが素晴らしいと。小さい頃から芸能界で活躍されていて、集中力が素晴らしかった。これからも将棋を長く続けていただきたい」と太鼓判。

 まさかの初段授与に、神木は「え?俺ですか?えあー、なんか…あぁ」と動揺が隠せず。「凄く嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、荷が重いというか。まさかのことだったので、いまは驚いている気持ちが大きい。こんなありがたい、アマチュア初段をいただいて、もっともっと将棋を勉強していろんなことを知っていきたい」と恐縮しきり。谷川九段らから「神木九段」と呼ばれるたびに申し訳なさそうに照れ笑いを浮かべていた。

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