中居は司会業、キムタクら3人は俳優順調…香取を芸術家転身!?

[ 2016年8月14日 06:00 ]

SMAP解散を報じるスポニチ本紙

SMAP解散

 袂(たもと)を分かつ結果となったSMAPメンバーは、来年以降ジャニーズ事務所で個別に活動することになるが、どんな道を進むのか。

 リーダーの中居は2001年に放送を開始した「中居正広の金曜日のスマたちへ」(タイトルは当時)から本格的に司会業に進出。仕切れるアイドルの第一人者として実力もあり、需要は十分。今年初めの独立騒動では業界の重鎮に相談に出向くなど地固めもしっかり進めている。バラエティー番組では明石家さんま(61)、笑福亭鶴瓶(64)、松本人志(52)ら大物芸能人とも共演。スポーツ界から文化人まで幅広い交友関係を持ち、ソロになったことでより活動の幅を広めていく可能性がある。

 木村も昨年のドラマ「アイムホーム」で新境地となる悩める父親役を好演。高視聴率を叩き出し存在感を改めて示した。来年は主演の時代劇映画「無限の住人」の公開に加え、年明けにはドラマの主演も内定。役者としてさらなる地位を固めていくことになる。

 残る3人のうち、草なぎは1月放送のドラマ「スペシャリスト」が全回2桁視聴率を記録するなど着実に数字を取れる俳優。スタッフからも「役作りがうまい」と評価する声が多く、こちらも役者として活躍の場を広げそうだ。

 稲垣も10年に時代劇映画「十三人の刺客」で極悪非道の暴君を演じてから怪優として注目を集め、4月ドラマ「不機嫌な果実」では超潔癖マザコン男を熱演。草なぎとは違う個性派として「想像もつかない引き出しがある。ドラマ出演が増えるのでは」と話すテレビ局関係者もいる。

 その中で周囲が心配しているのが最年少の香取だ。今回の解散劇の“主役”であり、事務所を辞めた女性マネジャーの秘蔵っ子。「ライブの演出を担当するなどSMAPを一番楽しんでいた。マネジャーがいなくなって仕事への情熱をなくしている」という関係者も。どこまで本気か分からないが親しい仲間に「辞めたっていいんだ」と漏らすこともあるという。以前から絵画やファッションなどアート方面にも才能を発揮しており、将来その道に進む可能性を指摘する人もいる。

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2016年8月14日のニュース