「真田丸」長宗我部盛親役の阿南健治、ゆかりの高知訪問

[ 2016年7月31日 12:37 ]

長宗我部盛親ゆかりの地、高知県南国市の岡豊城を訪れた阿南健治

 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で、徳川に戦いを挑む大坂五人衆のひとり、長宗我部盛親を演じる俳優・阿南健治(54)が、ゆかりの地である高知県南国市(なんこくし)を30日に訪問。トークショーに参加した。

 阿南ははじめに南国市にある通称・岡豊(おこう)城を訪れた。父・長宗我部元親が四国統一の本拠地とした城で、盛親にとっては幼年期を過ごした故郷の城。阿南は土佐史談会の会長・宅間一之さんに解説案内を受けながら見学。眼下に広がる旧長宗我部領を眺めながら「盛親を演じる際に盛親が居た城のこと、盛親が見た城からの風景を思い出して演じていきたい」と語った。

 高知県立歴史民俗資料館や地元で行われた歴史講座に顔を出して地元の人々とも交流。その後、南国市内で開催されたトークショーに出演し「これから始まる大坂の陣の撮影で、四国の皆さんがこんなにも思いを寄せられている盛親を力いっぱい演じたい」と抱負を述べた。

 トークショーでは「大坂五人衆」真田信繁役の堺雅人(42)、後藤又兵衛役の哀川翔(55)、明石全登役の小林顕作(45)や、脚本の三谷幸喜氏(55)から阿南や高知県の「真田丸」ファンに向けてメッセージが寄せられた。

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