ディズニー新ヒロイン　アナ雪の次は海に選ばれた少女モアナ

ディズニー映画「モアナと伝説の海」のメーン画像。新ヒロインのモアナ（ｃ）２０１６Ｄｉｓｎｅｙ．

　世界中で大ヒットした「アナと雪の女王」（１４年）で人気を呼んだ姉妹、アナとエルサに続く、ディズニー映画の新たなヒロインが判明した。

　南の海が舞台の「モアナと伝説の海」（来年３月１０日公開）の主人公で、１６歳の美しい少女・モアナ。数々の伝説が残る島で生まれ育ち、海に愛される特別な力を持った“海に選ばれた少女”だ。

　南太平洋で語り継がれる神秘的な伝説を基にした冒険ファンタジー。モアナはハワイの言葉で「海」「大海」という意味で、初公開された姿は、美しい海を背に凜（りん）とした表情でたたずんでいるもの。ポスターでは、船で大海原に繰り出すたくましい姿も見せている。

　監督は「リトル・マーメイド」（９０年）や「アラジン」（９３年）を手掛けたロン・クレメンツとジョン・マスカー両氏のコンビ。両作とも主題歌が大ヒットし、米アカデミー賞歌曲賞を受賞した。「モアナ…」は、米演劇界最高の栄誉とされる今年のトニー賞で１１部門受賞したミュージカル「ハミルトン」の作詞作曲を手掛けたリン・マニュエル・ミランダ氏らが楽曲提供することもあり、名曲の誕生が期待される。

　ディズニー映画ではプリンセスの美しい歌声も作品の魅力の一つ。「アナと雪の女王」でも、劇中で姉のエルサが心情を歌った「レット・イット・ゴー」が大ブームとなっただけに、モアナの歌声と楽曲が注目される。