春風亭昇太 歌丸へ「ヤキモチなんじゃないか」

[ 2016年6月2日 16:37 ]

舞台の公開ゲネプロ、取材に登場した春風亭昇太

 落語家の春風亭昇太(56)が2日、3日に東京・新橋演演舞場で開幕する舞台「熱海五郎一座新橋演舞場シリーズ第三弾熱闘老舗旅館「ヒミツの仲居と曲者たち」(27日まで)の公開ゲネプロに参加し、座長のタレントの三宅裕司(64)らと取材に応じた。

 昇太は日本テレビの人気演芸番組「笑点」(日曜後5・30)で落語家の桂歌丸(79)から引き継ぎ、6代目の大喜利司会に就任したばかり。昇太は「(司会就任を)ずっと黙っていたのが辛かったんです。2月に決まってたんですけど、リーダーとかには僕ってこともあるかもしれませんよってヒントを与えてたのに、その都度、ない!って、みんな信用しなかった」と苦笑。三宅も稽古場で「だから司会できないんだよ!」ってツッコミを入れたこともあったといい、「それぐらいわからなかった」と長年の仲間たちにも秘密を守り通したことを明かした。

 文部科学大臣表彰を受けた際、29日の放送を見たという歌丸は「期待通りですが、少し硬くなっているような気がした」と感想。これを聞いた昇太は「生放送だったので、時間に収めるのが大変だったが、途中からはリラックスできた。緊張しているんじゃないかというのは、うまくできてたから、ヤキモチなんじゃないか。」とニヤリ。歌丸は「もし(昇太が)ダメならすぐに戻ります」とも話していたが、これには「だとしたら、来週は戻っててほしい」と続けた。

 初司会となった29日の放送では、28・1%の高視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。「昔からモテていたんですけど、ますますモテたらいいなと。独身だからいいんですよ」と笑顔を浮かべた。

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2016年6月2日のニュース