古舘氏がテレビ復帰 11年ぶりバラエティー「故郷に帰ってきた」

[ 2016年6月2日 05:30 ]

TBS「ぴったんこカン・カンスペシャル」で安住紳一郎アナウンサー(左)と、ゆかりの地をめぐった古舘伊知郎氏

 3月31日にテレビ朝日「報道ステーション」のキャスターを卒業したフリーアナウンサー古舘伊知郎氏(61)がバラエティー番組でテレビ復帰する。

 TBS「ぴったんこカン・カンスペシャル」(10日後7・56)と日本テレビ「おしゃれイズム」(12日後10・00)に出演。すでに2番組の収録を終えた古舘氏は「11年ぶりにバラエティー番組に出させていただき、本当にうれしかった」と本来の縦横無尽トークを復活させた喜びを語った。

 古舘氏は発言の制約が多かった報ステからの卒業に際し「正直、窮屈になった。自分なりのしゃべりで、皆さんを楽しませたい」とバラエティーに心が傾いた思いを明かしていた。

 TBS「ぴったんこ…」は自身の誕生から現在までの軌跡をたどる企画。同局の安住紳一郎アナウンサー(42)とともにゆかりの地を回り、立教大学の先輩でフリーの徳光和夫アナウンサー(75)や、フジテレビ「夜のヒットスタジオDELUXE」で共に司会を務めたタレントの芳村真理(81)らと思い出話などに花を咲かせた。

 日テレ「おしゃれ…」は、「おしゃれカンケイ」時代の1994年7月から2005年3月まで自ら司会を務めた番組。司会のくりぃむしちゅー・上田晋也(46)の「今日の収録はなんだか同窓会みたい」との言葉から始まり、報ステ出演最後の日の秘話などを弾丸トークで語り尽くした。

 古舘氏は収録後に「悪戦苦闘しながら報道で頑張ってきたからこそ今の自分がある。故郷に帰ってきたな、という感じ」と語った。

 ◇古舘氏と報ステ 2004年4月5日、キャスターとして初出演。15年12月24日、番組から卒業することを発表。今年3月31日、最後の出演で8分間にわたってあいさつし「死んで再生します」

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