「ちびまる子」視聴率で2桁記録 水谷優子さん最後の出演、姉妹で写生大会へ…

[ 2016年5月30日 10:22 ]

声優の水谷優子さん

 今月17日に亡くなった声優の水谷優子さん(享年51)がお姉ちゃん(さくらさきこ)の声を演じたフジテレビのアニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)が29日に放送され、平均視聴率が10・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが30日、分かった。

 前4週の平均は7・7%で、2・3ポイント上昇。水谷さんの声としては“最後のお姉ちゃん”の放送になり視聴者の注目を集めた。

 1本目は「お姉ちゃんと写生大会に行く」の巻。写生大会に出掛けた姉妹の絆が描かれた。インターネット上には「最後とは思えないほど、声に変わりがないようなのに」「最後が素敵な話でよかったです」「姉妹が仲良くお絵描きしてて、ほのぼのしていてウルッと来ました」などと追悼の声が相次いだ。

 水谷さんは「ちびまる子ちゃん」に1990年1月7日の初回放送から参加した。4月22日まで「ちびまる子ちゃん」のアフレコ収録に参加。同局関係者は「限られた人にしか病名を明かしていなかったようで、驚いている」と話した。今月22日と29日の放送分は収録済みだった。

 6月5日放送分からは声優の豊嶋真千子が後任を務める。

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2016年5月30日のニュース