森公美子、熊本に元気届けたい「心があったかくなってくれたら」

[ 2016年5月21日 12:58 ]

ミュージカル「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」の囲み取材に出席した森公美子

 歌手の森公美子(56)、女優の鳳蘭(70)が21日、都内でミュージカル「天使にラブソングを~シスター・アクト」(東京・帝国劇場、5月22日~6月20日)の囲み取材を行った。

 大ヒットした同名映画のミュージカル化で14年の日本初演の反響を受けて、スピード再演が決定。森は「すばらしいミュージカルなので、五月病の方でも明るく、明日を生きる力になると思う」とアピール。7月には岩手、8月には仙台公演も予定。そのことを聞かれると思わず目に涙を浮かべ「14年の時も(震災から)3年かかって会場を補強してやってくれた。(観てくれた)皆さんが本当に元気になったと言ってくれた。私たちはこの仕事やっててよかったね、と言い合って、元気もらった」と振り返り、「来年は九州公演もあるので熊本のみなさんにも見ていただきたい。少しでも皆さんの心の中があったかくなってくれたら」と噛みしめるように語った。

 また鳳は多臓器不全のため12日に死去した演出家の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さん(享年80)について触れ「天才。大きな星が流れてしまったよう」と悼み、「舞台稽古でお葬式には行けなかったんですが、心の中で祈ってました。ずっとどこかで見てくれていると思う。天の声として上から言ってくれると思うし、上から灰皿が(飛んで)くるかも」と笑い、故人を偲んだ。

 他に蘭寿とむ(40)、春風ひとみ(55)、浦嶋りんこ、宮澤エマ(27)が出席した。

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2016年5月21日のニュース