柳楽優弥 主演作公開で「世代交代です!」拳突き上げ高らかに宣言

[ 2016年4月21日 19:21 ]

映画「ディストラクション・ベイビーズ」完成披露舞台あいさつに登壇した柳楽優弥

 俳優の柳楽優弥(26)が21日、都内で行われた映画「ディストラクション・ベイビーズ」(5月21日公開)の完成披露舞台あいさつに、俳優の菅田将暉(23)、モデルで女優の小松菜奈(20)、俳優の村上虹郎(19)、真利子哲也監督(34)とともに登壇した。

 同作に参加した感想を聞かれた柳楽は「仕上がりを見たときに、自分が参加していなかったら悔しいと思うような作品になっています」と吐露し、拳を突き上げて「世代交代です!」と声高らかに宣言。周りの共演者と肩を組み「チームワークがハンパじゃない」とご満悦な様子を見せた。

 そんな柳楽について菅田は「普段はフレンドリーでフワフワしている方なんですけど、現場だとお芝居と分かっていても怖い人ですごいなと思いました」とコメントすると、柳楽は「いいこと言ってよ」とおねだりしたが、菅田は「こんないいことないでしょ!あまり伝わってないかな…」と不安げな表情を浮かべた。

 また、暴力シーンが多い同作について柳楽は「暴力を肯定している映画ではない」と言い、「バイオレンスで暴力描写がとても多くて、そこを切り取ると好き嫌いはあると思うんですけど、この作品自体が劇場で公開されることに深いメッセージがある気がして、それに乗っかって真利子監督を信じてこの作品に携わりました」と胸の内を明かし、「ぜひ多くの方に見ていただいて、考えられる映画って面白いじゃんって思っていただけたら嬉しいです」とアピールした。

 同作は、国内外から圧倒的注目を浴びる真利子監督の商業映画デビュー作で、愛媛県松山市を舞台に、路上でいきなり見知らぬ人間に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者と、その異形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及んでいく若者たちの姿を描く青春群像劇。

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