篠田麻里子 凶暴生物と対決「クロカタゾウリムシに変異します」本当は…

[ 2016年2月10日 17:52 ]

映画「テラフォーマーズ」イベントに出演した篠田麻里子

 女優の篠田麻里子(29)が10日、都内で行われた出演映画「テラフォーマーズ」(監督三池崇史、4月29日公開)の完成直前イベントに出演した。

 1400万部を超える人気コミックの映画で、篠田は火星移住計画のために送り込まれた15人の1人で元少女売春組織のリーダーという役どころ。「面白いと思った映画には、いつも三池監督の名前があったので、その一味になれたのがうれしい。撮影中も監督が通るたびに、心の中で“キャーッ”と叫んでいました」と、三池監督に熱視線を送った。

 三池監督も、「非常に真剣で客観的に自分が見られる、向上心の塊でチャレンジャー。完成した人よりははるかに可能性がある」とベタ褒め。篠田は「録音しておけば良かった」と照れた。

 15人は火星で進化した凶暴な人型生物・テラフォーマーと戦うハメになるが、昆虫のDNAによって変異する能力で対抗するという設定。アクションにも挑戦している篠田は「バットマンに変異します」と冗談めかしたが、その後で「クロカタゾウリムシです」と得意げに発表。だが、三池監がすかさず「ゾウリムシじゃないよ。ゾウムシだよ」と訂正してマジボケが判明し、照れることしきりだった。

 三池監督は、完成直前イベントにもかかわらず「まだ全然できあがっていない。デジタルが追いつかなくて、1週間後に公開延期が発表されるかも」とニヤリ。それでも、「誰も見たことのない日本映画を作っている。乱暴ではあるが、クオリティーの高いものをお見せできると思う」と自信のほどをのぞかせていた。

 また、三池監督は昨年末に木村拓哉(43)主演の「無限の住人」の撮影中に転倒して左足首を骨折したため、この日はツエをついて登場。回復は順調のようで現在は患部を固定しながらリハビリを行っており、「もう若くないからね。あと2週間くらいで(ツエも)取れると思う」と話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年2月10日のニュース