鈴木浩介 作・演出のおさむ氏からまさかのオファーに困惑…

[ 2016年2月10日 16:07 ]

舞台「美幸―アンコンディショナルラブ―」制作発表に出席した(左から)鈴木おさむ氏、鈴木浩介、大島優子

 俳優の鈴木浩介(40)と女優の大島優子(27)が共演する2人舞台「美幸-アンコンディショナルラブ-」の制作発表が10日、都内のホテルで行われた。

 作・演出を務めるのは放送作家・鈴木おさむ氏(43)で、妻である「森三中」大島美幸(36)の過去のいじめ体験を基に書いた無償の愛をテーマにした物語。大島は主人公の美幸を演じ、鈴木は男性登場人物5人を一人で演じ分ける。

 鈴木氏は「コメディー要素はほとんどなく、美幸という女性の生き様を描いた。うちの妻が学生時代にいじめられていた話を聞くが、そういう体験した人は大人になってもずっと引きずっていくんだと知った。学生時代に強烈ないじめを受けた女性がずっと不幸な人生を歩んでいく中で無償の愛を抱えて生きていくという物語です」と作品を説明。

 鈴木と大島のキャスティングについては「ブログに鈴木と大島の名前で選んだ?というコメントがあったが、決してそうではありません」と笑わせつつ、「2人の役者としての力量で選んだ。この2人の今まで開けたことのない役者としての引き出しを開けられるのではないかと思っております」と力を込めた。

 このあいさつを受け、「役者としての引き出しに行き詰まっているところなので、ぜひ自分の引き出しを開けていただけるようがんばりたい」とジョークを交えてあいさつし、笑わせた鈴木。「2人芝居をちゃんとやるのが初めて。舞台上にいるのは大島さんと僕だけで、大島さんにご迷惑だけは掛けたくないというプレッシャーだけは凄い。大島さんの足を引っ張らないようにしたい」と意気込んだ。

 そんな鈴木に、鈴木氏から「5役と言ったけど、経験値が高いので小道具もやってもらう」と驚きのオファー。まさかの言葉に「経験値の高さで強引にそれを押し付ける?」と困惑する鈴木に、大島が「良かったです。私は舞台は青二才なので」と笑顔を向けると「ずるい!」といじけていた。

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