「セイントフォー」岩間沙織の今 51歳独身、介護タクシー運転手

[ 2015年12月11日 21:04 ]

 1980年代に40億円をかけてデビューした伝説の4人組アイドル「セイントフォー」の元リーダー、岩間沙織(51)が元メンバーと28年ぶりに再会した。

 11日放送のTBS「爆報THEフライデー」に登場。グループで1番人気だった岩間は独身を貫き、介護タクシーの運転手と週2回の訪問介護ヘルパーの仕事をこなして暮らしているという。

 アイドル時代は売れることなく、たった2年でグループ解散。ある意味“伝説”となった。岩間は女優に転身したものの仕事が全くなく、清掃員のアルバイトで生活する日々。夢を追い続けるあまり、婚期を逃した。45歳でホームヘルパー2級の資格を取得し、現職にたどりついた。

 とはいえ平均月収19万円といわれる介護タクシー運転手、訪問介護ヘルパーの仕事も平均時給1238円で一回、2時間程度と3000円にも満たない。短時間で入浴の介助や料理までこなす訪問介護ヘルパーは勤続3年未満では離職率70%といわれるハードぶりだ。それでも「いろいろ頑張れてきたのはセイントフォー時代があったからこそ」と前向きに語る。

 そんな岩間が28年ぶりに元メンバーと再会。板谷祐三子(47)とは連絡が取れなかったが、女優として活躍する濱田のり子(50)は都市開発コンサルタント会社を経営する社長と結婚しセレブ社長夫人に、ミュージシャンと結婚した鈴木幸恵(49)は2児に恵まれ、幸せな生活を送っている。

 これまで「合コンを一度もしたことなかった」という岩間。「誰かいい人いないかな」と懇願すると、濱田が「弾けちゃいなよ」と男性を紹介することを約束。28年ぶりの再会が人生の転機になるかもしれない。

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2015年12月11日のニュース