森進一「紅白」卒業発表 歌手生活50周年「大事な一つのけじめ」

[ 2015年12月4日 10:32 ]

NHK紅白歌合戦からの卒業を発表した森進一

 歌手の森進一(68)が4日、所属レーベルの公式ホームページで、歌手生活50周年の今年を区切りに、NHK紅白歌合戦から卒業することを発表。「私の人生の中で大事な一つのけじめ」と、ファンへ理解を呼びかけた。

 今年大みそかの第66回NHK紅白歌合戦への出場が決定し、史上最多の48回連続出場となった森は、「ファンの皆様へ」のエントリーでページを更新。「48回連続で紅白歌合戦に出場させていただいたことは歌手として大変名誉なこと」とした上で、「何事にもけじめというものがあります。私も48年連続出場という長いお付き合いになった紅白歌合戦につきましても、どこかでけじめといいますか、引き際をどうするか、ここ数年考えてまいりました」と、以前から卒業を考えていたことを告白した。

 そして「私は18歳から歌手生活をスタートさせ、今年でちょうど歌手生活50周年になりました。そこでこの区切りの良い年を最後のステージとして、紅白歌合戦から身を引かせていただきたいと決意したところです」と、紅白歌合戦からの卒業を発表した。
 
 最後に、「私をご支援くださるファンの皆さまには失望を与えてしまうかもしれないと危惧しますが、これも私の人生の中で大事な一つのけじめであることをご理解いただきますようお願い申し上げます」とつづり、「歌手・森進一としては命ある限り精いっぱい唄い続けていく気持ちに変わりはないことを付け加えさせていただきます。皆さまどうぞご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけている。

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2015年12月4日のニュース