「大奥」沢尻エリカで11年ぶり復活 時代劇初挑戦で体当たり2役

[ 2015年12月4日 13:37 ]

沢尻エリカ主演で「大奥」が11年ぶりに復活する

 女優の沢尻エリカ(29)主演で、フジテレビの人気ドラマ「大奥」が2週連続スペシャルドラマとして11年ぶりに復活することが決まった。4日、同局が発表した。時代劇初挑戦となる沢尻は、「第一部~最凶の女~」(来年1月22日後9:00)と「第二部~悲劇の姉妹~」(29日後9:00)で、全く異なる2人の女性を演じる。

 03年にスタートしたドラマ「大奥」は、若い女性層からの支持を集め、平均視聴率14・5パーセントを記録。04年と05年に放送された続編も高視聴率を記録し、06年にはシリーズ完結編として映画「大奥」が上映され、全国で大ヒットを記録した。

 沢尻は初の時代劇挑戦を振り返り、「所作や言い回しなど、慣れない事がいっぱいあって、あまり思うように表現できませんでしたが、体当たりで二役演じさせていただいて、時代劇の面白さを知ることができました」とコメントした。

 第一部では、11代将軍・家斉の壮年期に大奥の頂点まで登りつめた“悪女”として知られる「お美代」を、第二部では、家斉の青年期にお目通しさせられた“聖女”のように優しい「梅」を演じる。全く異なる2人の側室をどのように演じ分けるのかがドラマの見どころだが、同局編成企画の羽鳥健一氏は「異なる主役二役を鳥肌が立つくらいに完璧に演じ分けていただいた」と、沢尻の演技力に脱帽した。

 約2カ月間、京都に滞在し、同ドラマの撮影に全てを捧げたという沢尻。「ストーリー、キャスト共にみどころが沢山ある作品に仕上がっていると思います」とアピールした。

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2015年12月4日のニュース