米女優のモーリン・オハラさん死去 ジョン・ウェインらと共演

[ 2015年10月26日 05:30 ]

モーリン・オハラさん、1960年撮影(AP)

 西部劇で有名な故ジョン・ウェインらとの共演で知られる米女優モーリン・オハラさんが24日、米西部アイダホ州の自宅で老衰のため死去した。95歳。

 20年、アイルランド生まれ。炭鉱街を舞台にした映画「わが谷は緑なりき」(41年)でハリウッドスターの地位を確立した。父親はサッカーチームの共同オーナーで、母親はオペラ歌手。アイルランドが舞台で自分が主演した「静かなる男」(52年)のサウンドトラックを聴きながら、静かに息を引き取った。

 昨年11月には米アカデミー名誉賞を日本の映画監督、宮崎駿氏(74)らとともに受賞。宮崎氏はロサンゼルスで行われた授賞式のスピーチで「最大の興奮はきょう、モーリン・オハラさんに会えたことです」と話した。

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2015年10月26日のニュース