松坂桃李、まさかの“クマ役”に恐縮「有吉さんじゃないかと…」

映画「パディントン」の公開アフレコを行った、俳優の松坂桃李

　俳優の松坂桃李（２７）が２６日、都内スタジオで映画「パディントン」（２０１６年１月１５日公開）の公開アフレコを行った。

　洋画日本語吹き替え初挑戦で“クマ”役を務めた松坂は「不安でした。これまで色々な役を演じてきたけれど、クマか！と思った」と難役抜てきに笑いつつ「クマは有吉（弘行）さんじゃないかと……」と、映画『テッド』シリーズでしゃべるクマのぬいぐるみの声を吹替えた有吉弘行（４１）に申し訳なさそうだった。

　アフレコでは、役のイメージに合わせて声のキーを上げて臨んだそうで「喉の体力的問題もあって、１日４時間くらいしか出来なかった。一気に収録出来なかったのがもどかしい」とストイックさをうかがわせながら「クマの口の動きが複雑だったし、アドリブも多くて苦労した」と振り返った。

　イベント終盤には、イギリスから来たという設定で演じたクマのパディントンの着ぐるみが登場すると、松坂は「何だって！？」とノリよく驚き、「目が似ている。あ、本物か」とニヤリとしていた。

　同作は、４０か国以上で翻訳されている、ベストセラー児童文学の実写映画化。イギリス紳士の精神を宿したクマのパディントンが、ロンドンで出会った家族との交流を通して、新たな人生を歩んでいく姿を描く。