研ナオコ 29年前の紅白衣装披露も総重量17キロ「早く脱ぎたい」

[ 2015年9月21日 18:13 ]

29年ぶりに“全身鏡張り”のコートを披露した研ナオコ

 タレントの小松政夫(73)、歌手の研ナオコ(62)、作家で僧侶の家田荘子さん(57)が21日、東京・日本橋の三越劇場で行われた「TOKYO 美老人(ビロード)ファッションショー」にゲスト出演した。

 3人は、それぞれの思い出の衣装で登場。研は「けっこうあったけれど、一番インパクトがある」という、1986年の「NHK紅白歌合戦」で着た“全身鏡張り”のコートを29年ぶりに披露した。

 自らデザインした無数の鏡が連なった一品で「地味ですいません」と自虐的に語ったが、総重量はなんと17キロ。「東京見返り美人」を歌った紅白の時も1コーラスで脱いだそうで、この日も「こんなに重いのを着ていたんだ。もう脱ぎたい」とファッションショーが始まる前に脱いでしまった。

 「結婚して40年。衣装は全部、女房のお仕着せ」という小松は、往年のキャラクター「小松の親分さん」姿に。「わりいね、わりいね、わりいね・ディートリッヒ」、「長~い目で見てください」とご機嫌で持ち前のギャグを放ち、「電線音頭」の一節も振り付きで口ずさむサービスぶりだった。

 三越劇場は1927年(昭2)に日本でファッションショーが行われた場所で、開催日も9月21日。88年ぶりとなるこの日は、目いっぱいのおしゃれをした57~91歳の美老人の男女20人がランウエーで笑顔を振りまいた。研は、「皆、お若くてビックリ。歩く姿や後ろ姿が堂々としていた。姿勢も良く、これまで生きてきたさまが見えたようで参考になりました」と感心しきりだった。

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