落合福嗣 父の初指導に恐怖「仕事モードの落合博満は厳しい」

[ 2015年9月21日 13:17 ]

「ファミスタバッティングセンター ナムコスターズ入団トライアウト in Akiba」開会式イベントでトークショーを行った落合福嗣

 プロ野球・中日の落合博満GM(61)の長男で、声優の落合福嗣(28)が21日、東京・秋葉原で行われた「ファミスタバッティングセンターナムコスターズ入団トライアウト in Akiba」開会式イベントに出席。父の指導に「本当に怖い、濃密な5回だった」としみじみ語った。

 バッティングを披露するという今回のイベントが決まったのが7月末で、8月頃から密かに父の指導を受けたという落合。高校まで自身も野球をしていたが、それ以来12年間、一切バットを振ることはなかったというが、イベント成功のためにも「野球は楽しんでやれ!と絶対に教えてくれなかった」という父からの指導を生まれて初めて頼んだ。

 父も多忙な中、トータルで5回はバッティングセンターに付き合ってくれた。ただ、1カ月ほどはバットを持ってバッターボックスに立つことを許してくれなかったといい、「まあ、厳しい。こっわい。仕事モードの落合博満はあんなに怖いんだって。子どもで良かったと。バッティングセンターが騒然としました。口数が少ないからふた言でも威圧がある」と振り返った。

 父からは「バットを立てるな」と指導を受けたというが、父の代名詞・神主打法はバットを立てた特殊な打法。「本人はバットを立てているくせに。オレにしかできないってことなんじゃないですかね。素人なので(理論は)言ってることが全然わからなかった」とクビをひねった。

 11日に更新したツイッターで、父から初めて指導を受けたことを明かしていた落合。そのつぶやきは「黙ってようと思ったけど、教えてもらって本当にうれしかった。目の前で素振りが見られて、本当にうれしかった。まさか28歳になって教えてもらうことになるとは」と感激のあまりの告白だった。イベント参加にあたり、母・信子さんからは「ホームランを打たないと、しばらく実家には入れないよって」と言われたというが、チャレンジは惜しくも失敗。「しばらく僕は帰れないですね…」と苦笑いだった。

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