池井戸作品テレ朝初ドラマ化「民王」初回視聴率は8・5%

[ 2015年7月27日 11:30 ]

「民王」で現職総理を演じる遠藤憲一

 俳優の遠藤憲一(54)と菅田将暉(22)が主演を務めるテレビ朝日の金曜ナイトドラマ「民王(たみおう)」が24日にスタートし、初回の平均視聴率は8・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが27日、分かった。

 TBS「半沢直樹」などで知られる直木賞作家・池井戸潤氏(52)の同名小説が原作。テレビ朝日が池井戸作品を映像化するのは初。ある日突然、心が入れ替わった首相・武藤泰山(遠藤)と大学生の息子・翔(菅田)が繰り広げる騒動を描く。

 初回は、所属政党の支持率が低迷する中、泰山(遠藤)は党の重鎮・城山(西田敏行)の力を借りて首相のイスを獲得する。一方、泰山の息子で大学生の翔(菅田)は、地位と権力にしか興味がなく家庭を顧みない泰山に嫌気が差し、大学近くの飲食店に居候していた。その折、経済産業相が失言し、泰山は城山から辞任させるようプレッシャーをかけられる。同じ頃、翔の居候先に店主・闇雲(原金太郎)を訪ねて借金取りが現れ、翔は追い返そうとする…という展開だった。

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2015年7月27日のニュース