蜷川幸雄氏 亀梨和也との初仕事に期待感「手こずりそう」

[ 2015年6月4日 15:31 ]

音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」製作発表に出席した演出家の蜷川幸雄氏
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 KAT―TUNの亀梨和也(29)が4日、東京・Bunkamuraオーチャードホールで主演舞台「青い種子は太陽のなかにある」(8月10~30日)の製作発表に初タッグとなる演出家の蜷川幸雄氏(79)らと出席した。

 亀梨がジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長から蜷川氏を紹介された頃はまだ10代で、10年以上も前のことだという。「それから10年以上経って、こうして呼んでいただいて感激している。ありがたい」としみじみ。出会いから舞台参加の話は着々と進んでいたというが、「前から蜷川さんと一緒にやらせていただくという話はあったけど、それがいよいよ動き出すんだなと。何年越しで話だけが入ってくる状態だったので、いよいよ実感できる状態になった」と満を持しての実現となる。

 蜷川氏はもともとジャニー社長と親交が深いことで知られ、これまでも東山紀之(48)、木村拓哉(42)、森田剛(36)、松本潤(31)、二宮和也(31)、上田竜也(31)といった数々の先輩たちが蜷川作品に参加してきた。

 「昔から困った時にジャニーさんにいい人いない?って聞いていた」という蜷川氏。「2人ぐらい違ったキャラクターを連れてきて、好きなほうを使っていいよって。その時に木村拓哉くんと仕事したり、中居(正広)くんとしなかったり…」とジョークを交えてつつ、「亀梨くんもさりげなく紹介してくれた。亀梨くんは手こずりそうだなと。こじれたら絶対にいうことは聞かない、表面は柔らかいけど、この人は大変だと思った。困難な山を選びました」と亀梨との初仕事に期待感をにじませた。

 先輩たちからも多少のアドバイスは受けているという亀梨。「少しずつ参考にさせてもらいなら、自分の感覚でやりたい」と自分流を貫く覚悟を口にした。

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2015年6月4日のニュース